Xiaomi Redmi Note 11とmoto g31のカ...

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Xiaomi Redmi Note 11とmoto g31のカメラを撮り比べ!エントリーモデルで素敵にパシャれる時代!

大手スマートフォンメーカーXiaomiは2022年3月4日、Socに『Snapdragon 680』を搭載するエントリーモデル『Redmi Note 11』を日本市場に向けて発表しました。販売価格は『24,800円(税込)』。発売開始は3月10日(木)から。

Xiaomiより

Redmi Note 11は廉価ながら、ディスプレイに最大リフレッシュレート『90Hz』に対応する『有機EL』を採用。ファームウェアにはいち早く『MIUI 13』を導入しています。

競合に挙げられるのはMotorolaが2022年1月28日から『25,800円(税込)』で日本発売を開始した『moto g31』です。

5,000mAhの大容量電池を採用するスタミナスマホであることも両モデルの特徴。動画を観たりメディアプレーヤーとしての使い方がメインになるとは思いますが、『カメラ性能』も気になるところ。

メインカメラの解像度はどちらも『5,000万画素』。公式ページに記載はありませんが、5,000万画素の解像度に対応する廉価モデル向けのイメージセンサーは、2022年3月4日時点で『Samsung JN1』以外に思いつきません。

Samsungより

今回XiaomiからRedmi Note 11の実機を貸していただいたので、早速moto g31と撮り比べ。撮影は3月4日の午前11時頃に行っており、画像は全てレタッチ無しの撮って出し。AIはOFFにしています。

【Xiaomi Redmi Note 11のメインカメラで撮影】F値:1.8、シ ャッタースピード:1/927、ISO:50、焦点距離:4.25mm

【Motorola moto g31のメインカメラで撮影】F値:1.8、シ ャッタースピード:1/869、ISO:104、焦点距離:4.26mm

エントリーモデルの撮り比べだというのが分からないくらい、数年前と比較して画質が向上。Xiaomiの廉価モデル(Redmi 9Tなど)はデフォルトカメラアプリのオートフォーカスがイマイチだったので、別途GCamをインストールしていました。

しかしRedmi Note 11では、オートフォーカス精度がはっきり体感出来るレベルにアップ。廉価モデルのオートフォーカスに関してはMotorolaの方が高評価でしたが、Redmi Note 11でそのイメージが覆りました。ピントが合うスピードも速いです。

【Xiaomi Redmi Note 11のメインカメラで撮影】F値:1.8、シ ャッタースピード:1/891、ISO:50、焦点距離:4.25mm

【Motorola moto g31のメインカメラで撮影】F値:1.8、シ ャッタースピード:1/375、ISO:101、焦点距離:4.26mm

Redmi Note 11とmoto g31に同じイメージセンサーが採用されていたとしても、ISPが『Qualcomm』と『MediaTek』なので画像処理の仕方が異なります。Qualcommはハッキリとした色調で『映え』を意識。MediaTekは懐かしさを感じさせるややレトロな雰囲気に仕上げる印象。どちらがお好みでしょうか。

【Xiaomi Redmi Note 11のメインカメラで撮影】F値:1.8、シ ャッタースピード:1/814、ISO:50、焦点距離:4.25mm

【Motorola moto g31のメインカメラで撮影】F値:1.8、シ ャッタースピード:1/702、ISO:104、焦点距離:4.26mm

moto g31はISOの最低値が『100』なのに対し、Redmi Note 11は『50』です。ISOは光の感度を示し、数値を上げるほどシャッタースピードが速くなり手ブレしづらくなります。

ただしISO値を上げすぎるとノイズが発生し、画質の劣化を招くので注意が必要。Redmi Note 11はISOが『50』なのにシャッタースピードがmoto g31より高速。

Snapdragon 680はエントリーモデル用のSocですが、ISPにはトリプル仕様の『Spectra 346』を採用。カメラ画質に力を入れていることが分かります。同ISPはAIを駆使して低照度時の画質を強化。その効果がISO値や画質に表れているという事でしょう。

【Xiaomi Redmi Note 11のメインカメラで撮影】F値:1.8、シ ャッタースピード:1/1600、ISO:50、焦点距離:4.25mm

【Motorola moto g31のメインカメラで撮影】F値:1.8、シ ャッタースピード:1/800、ISO:101、焦点距離:4.26mm

風景の広角も細部までしっかり描写しており十分なクオリティ。moto g31は自動でHDRがかかり、木の葉などが立体的に。Redmi Note 11は自然な仕上がり。

Redmi Note 11とmoto g31はどちらもマニュアル設定が可能な『プロモード』を備えます。空の色がイマイチ気に入らない場合は『WB(ホワイトバランス』を変更する事で微調整が可能です。

【Xiaomi Redmi Note 11のメインカメラで撮影(5,000万画素)】F値:1.8、シ ャッタースピード:1/1163、ISO:50、焦点距離:4.25mm

【Xiaomi Redmi Note 11のメインカメラで撮影(5,000万画素)した画像をトリミング】

【Motorola moto g31のメインカメラで撮影(5,000万画素)】F値:1.8、シ ャッタースピード:1/929、ISO:102、焦点距離:4.26mm

【Motorola moto g31のメインカメラで撮影(5,000万画素) した画像をトリミング】

Xiaomi Redmi Note 11とmoto g31のカメラを撮り比べ!エントリーモデルで素敵にパシャれる時代!

続いて『5,000万画素』の超高解像度撮影。5,000万画素ではピクセル統合が行われないので、1画素の光取得量が少なくなります。よって出来るだけ光の多い場所で撮影する様に心がけましょう。

5,000万画素ではデータ量が通常の3倍程度に。出来るだけディテールを細かく残したかったり、後から画像をトリミングするといった目的が無い場合は、ピクセル統合が機能して明るく撮れる通常モードによる撮影がお勧めです。

【Xiaomi Redmi Note 11のメインカメラで撮影】F値:1.8、シ ャッタースピード:1/1517、ISO:50、焦点距離:4.25mm、倍率:等倍

【Motorola moto g31のメインカメラで撮影】F値:1.8、シ ャッタースピード:1/1142、ISO:105、焦点距離:4.26mm、倍率:等倍

【Xiaomi Redmi Note 11のメインカメラで撮影】F値:1.8、シ ャッタースピード:1/1517、ISO:50、焦点距離:4.25mm、倍率:デジタルズーム2倍

【Motorola moto g31のメインカメラで撮影】F値:1.8、シ ャッタースピード:1/1142、ISO:105、焦点距離:4.26mm、倍率:デジタルズーム2倍

【Xiaomi Redmi Note 11のメインカメラで撮影】F値:1.8、シ ャッタースピード:1/1517、ISO:50、焦点距離:4.25mm、倍率:デジタルズーム4倍

【Motorola moto g31のメインカメラで撮影】F値:1.8、シ ャッタースピード:1/1230、ISO:102、焦点距離:4.26mm、倍率:デジタルズーム4倍

【Xiaomi Redmi Note 11のメインカメラで撮影】F値:1.8、シ ャッタースピード:1/1540、ISO:50、焦点距離:4.25mm、倍率:デジタルズーム6倍

【Motorola moto g31のメインカメラで撮影】F値:1.8、シ ャッタースピード:1/1412、ISO:101、焦点距離:4.26mm、倍率:デジタルズーム6倍

【Xiaomi Redmi Note 11のメインカメラで撮影】F値:1.8、シ ャッタースピード:1/1495、ISO:50、焦点距離:4.25mm、倍率:デジタルズーム8倍

【Motorola moto g31のメインカメラで撮影】F値:1.8、シ ャッタースピード:1/1142、ISO:102、焦点距離:4.26mm、倍率:デジタルズーム8倍

ピクセルやイメージセンサーのサイズが小さかった頃は、低い倍率でも画質が著しく低下したデジタルズーム。しかし最新モデルは違います。両モデルとも『2倍』は当然のごとく常用。『4倍』もWEB素材レベルであれば問題なし。『6倍~8倍』も形状の認識は可能です。

望遠カメラは物理的に被写体を拡大するので、画質の劣化を起こしません。しかしレンズのF値が大きめになり、手ブレを起こしやすくなるというデメリットも。

デジタルズームは倍率を上げるほど劣化。ただしメインカメラには基本的に明るいレンズが使用されており、イメージセンサーや画素のサイズが大きめなので手ブレを最小限に抑制出来ます。つまりデジタルズームの画質向上には大きな意義があるという事です。

今回の比較でRedmi Note 11とmoto g31のメインカメラに大きな画質差は無し。ただしISPの性能はRedmi Note 11の方が上だと感じるので、撮るシーンによっては若干差が開く可能性も。オートフォーカスが改善された点も非常に大きいですね。

Redmi Note 11とmoto g31はどちらもメディアプレーヤーとしての要素が強い端末。価格的にカメラ画質はオマケ程度でも仕方ないのですが、安さを感じさせないしっかりとした描写。沢山撮って発色の美しい有機ELディスプレイで堪能しましょう!

記事に書かれている内容

  • 5 Motorola moto g31の主な仕様
  • 6 Motorola moto g31にお勧めな格安SIM
  • 7 格安SIMに関連する記事
  • Xiaomi Redmi Note 11を購入可能な店舗(3月10日から順次)

    Motorola moto g31を購入可能なお勧め店舗

    Xiaomi Redmi Note 11の主な仕様

    Xiaomi Redmi Note 11
    SocSnapdragon 680
    容量4GB/64GB
    電池5,000mAh
    重量約179g
    画面
    カメラ
    イヤフォンジャック対応
    Bluetooth5.0
    位置情報GPS、Glonass G1、BDS B1、Galileo E1
    Wi-FiWi-Fi:802.11a/b/g/n/ac
    SIMNanoSIM カード×2(1スロットはMicro SDカードと排他的な扱い)
    指紋認証側面
    NFC対応
    スピーカーステレオ(デュアルスピーカー)
    Micro SDカード対応
    OSAndroid™ 11

    Xiaomi Redmi Note 11にお勧めな格安SIM

    OCN モバイル ONE、IIJmio、ahamo、mineo

    ワイモバイル、LINEMO、mineo

    BIGLOBEモバイル、UQモバイル、mineo

    楽天モバイル

    Motorola moto g31の主な仕様

    Motorola moto g31
    SocHelio G85
    容量4GB/128GB
    電池5,000mAh
    重量約181g
    画面
    カメラ
    イヤフォンジャック対応
    Bluetooth5.0
    位置情報GPS、A-GPS、LTEPP、SUPL、GLONASS、Galileo
    Wi-FiWi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac (2.4GHz / 5GHz)
    SIMNanoSIM カード×2(1スロットはMicro SDカードと排他的な扱い)
    防塵防水IP52
    指紋認証側面
    NFC対応
    Micro SDカード対応(最大1TBまで)
    OSAndroid™ 11

    Motorola moto g31にお勧めな格安SIM

    OCN モバイル ONE、IIJmio、ahamo、mineo

    ワイモバイル、LINEMO、mineo

    BIGLOBEモバイル、UQモバイル、mineo

    楽天モバイル

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