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2021年10月、住友商事、日本航空(JAL)、Bell(ベル)の3社は、米国テキサス州フォートワース市郊外において、無人ドローンの飛行実証を実施しました。
今回の実証は、来年度以降の日本での飛行実証実験を見据えたものです。具体的には、Bellの大型ドローンAPTを用いて、医療・支援物資輸送を想定した飛行性能調査、国内実証に向けた運用・操作性確認を実施。あわせて、日本での大型ドローンの利活用に向けた事業性の検討も行いました。西部開拓時代の街並みが残るフォートワースは、航空機産業が盛んな地域です。テキサス州らしいカラッとした暑さもあれば、大雨や凍えるような寒さも味わいながら、さまざまな気象条件の中で無事飛行実証を終えることができました。
住友商事航空事業開発部の小林充明は、エアモビリティ(※1)社会の実現に向けて「今回のような実証を積み重ねながら社会インフラとしてのドローン、空飛ぶクルマが活用される社会の構築を目指したい」と語りました。