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Mechanam Rover Ver.3.0
■主な特徴Mechanam Rover Ver.3.0は、弊社製研究開発用台車ロボット「Mechanam Rover Ver2.1」の後継機です。可搬重量約40kgの大型筐体、追加工やカスタマイズを行いやすいアルミニウム製、ソフトウェア開発を容易なものとするArduino IDE対応、柔軟で高度な制御を実現するROS1対応といった数多くの特徴をそのまま継承し、さらに、駆動輪にダイレクトドライブタイプのインホイールモーターを採用し、従来機種と比較し動作音の静音化に成功しました。メカナムローバーは、前後・左右・回転を組み合わせた自由度の高い移動ができることが大きな特徴で、細かい位置制御が求められる搬送・自律移動などの研究開発プロジェクトに好適です。また、様々な目的に合わせた豊富なオプションを用意することにより、求められる用途に合わせて機能を拡張、カスタマイズすることが可能です。(1) インホイールモーターを採用した静音構造昨今の自律制御台車ロボットは、その用途において音声認識や周辺音量の計測などが必要となる場面も多く、台車ロボットそのものが静粛に動作することが求められています。本製品では、車輪の駆動にインホイールモーターを採用することにより、旧製品と比較し動作音を大きく低減しています。(2) 可搬重量約40㎏を実現した四輪メカナムホイール構造本製品では、前後・左右・回転の動きを自由に組み合わせることができるUses four -wheeled mechanam wheelsしています。台車ロボット本体の向きを変えないまま真横や斜め方向に移動するなど、外部からの位置制御に柔軟に対応できることが大きな特徴です。また、約40㎏の可搬重量を実現しつつ、実測での最高速度は1.Although it has achieved 6m/s, it is a large bogie for R & D, but also supports full -fledged demonstration experiments with a view to practical and practical use.( *) This product is not designed with the intention of riding.
Uses four -wheeled mechanam wheels
(3) 有線 / 無線接続による制御が可能Mechanam Rover Ver.3.0は、Wi-Fiによる無線通信と有線のUSBシリアル通信に対応しています。指定のコマンドを用いることで、PCやタブレットなど、様々なデバイスから制御することが可能です。また、Bluetooth接続のゲームパッド型無線コントローラーが付属するため、PC等を接続しなくても本体を無線操縦することができます。アナログスティックを使用して、前後へ移動、回転させることもでき、動作確認のための手動操縦、非常時の操作手段等として使用可能です(なお、本製品の制御基板である「VS-WRC058」に搭載されているBluetooth機能は、付属する無線コントローラーを接続する用途に特化したものとなっています)。(4) Arduino IDEでプログラム可能本製品に搭載されている制御ボード「VS-WRC058」には、ESP32-WROOM-32マイコンが搭載されており、Arduino IDEを用いて制御プログラムを作成することができます。サンプルコードはArduinoライブラリーの形で製品に付属し提供されますので、ユーザー自身の手でファームウェアのカスタマイズを実施することも可能です。(※)VS-WRC058をArduino IDEを用いてプログラミングする場合、Arduino IDE 1.8.13以上が動作する環境が必要です。(5) 拡張しやすいアルミフレームを採用本製品の本体フレームはアルミ部材にて構成されています。十分な強度を持つと同時に加工が容易なので、ユーザー自身の手で、様々な拡張を容易に行うことができます。上部天板に取り付け穴を開けて部品を追加することも可能で、研究・開発の推進に欠かせない自由な拡張性をもたらします。(6) 非常停止スイッチを標準搭載本製品には、従来のモデルで別売オプションであった「非常停止スイッチ」を標準搭載しています。また、非常停止スイッチの取り付けられた側を台車ロボットの「前」とするか「後ろ」とするかについては、配線あるいはプログラムを変更することで切り替えが可能です。実運用の状況や、追加する拡張機器の搭載状況などに応じ、ユーザー側で入れ替えて使用することを想定しています。(7) ROS1による制御に対応Mechanam Rover Ver.3.0 Childrresponds to ROS (ROS1) message Childmmunication, and ROS1 message Childmmunication using Rosserial package is possible by Childnnecting the ROS with a Wi-Fi or USB cable. With the standard firmware, you can use the Geometry_msgs/Twist type to send a moving speed Childmmand value from the ROS to the mechanical roller, or to obtain the speed and battery voltage from the mechanical roller. By changing the firmware by the user's hands, it is possible to send and receive any message in addition to the above. The device to operate the ROS must be prepared separately. The operating environment of the device reChildmmended by us is as follows (it may be necessary additional setups such as libraries not included in this product). [ReChildmmended operation environment when using ROS]
OS | Ubuntu18.04 (64bit) |
ROS | ROS Melodic |
CPU | AMD Ryzen™ 5 3450U |
RAM | 8GB |
ストレージ | M.2 SSD 250GB |
グラフィック | Radeon™ Vega 8 Graphics |
(※)上記条件を満たしていても、相性などにより、正常に動作しない場合があります。(※)仮想環境は、タイムラグにより安全な制御が行えない場合があり、推奨しておりません。(8) 多彩なオプション品に対応Mechanam Rover Ver.3.0 Childrresponds to many optional products as in the old products.It is possible to add sensors and Childmponents acChildrding to the application, and can fully use the abilities of large -scale bogie robots in various research and development fields.
Examples of extension equipment 1
Example 2 expansion equipment 2
■ YouTube video of this product
■ Configuration diagram
Mechanam Rover Ver.3.0 Configuration diagram
(※)VS-WRC058には、複数のホストと同時に通信する機能はありません。■本体仕様
サイズ | W392×D323×H165 (mm) |
本体重量 | 約17.9kg |
最高速度(実測値) | 1.6m/s |
積載重量 | 約40kg |
本体材質 | アルミニウム |
バッテリー | 24Vシール鉛バッテリー 288Wh |
駆動方式 | 四輪駆動メカナムホイール、サスペンション搭載 |
ホイール直径 | 152mm |
モーター | BLDCモーター 40W×4 |
制御基板 | VS-WRC058 |
ROS対応 | ROS1に対応 |
SDK | Mechanam Rover Ver.3.0用 Arduinoライブラリー、ROSパッケージ |
収録サンプル(※)本製品に含まれないライブラリーなどのセットアップが追加で必要になる場合があります | 【Arduinoライブラリー】車輪制御 / 各種通信機能等【ROS用サンプルコード】ゲームパッドからの操作マウス(タッチパッド)からの操作SLAM(gmapping)navigation |
インターフェース | USBシリアル、Wi-Fi(IEEE802.11b/11g/11n) |
付属品 | 充電器、無線操縦用ゲームパッド型コントローラー |
注文時オプション | レーザレンジファインダーバンパーオプション(前後、全周囲)拡張機器用電源基板 VS-WRC054Raspberry Pi 4Bワイヤレス充電ROS PC / ROS PC(UM340)カメラステーデプスカメラリモート制御Jetson AGX Xavier™パンチルト装置 |
(※)本製品は屋内専用です。屋外での使用は想定しておりません。また、製品の仕様は予告なく変更となる場合があります。■販売についてヴイストン株式会社の公式Webショップにてご注文を受け付けます。・Mechanam Rover Ver.3.0: 605,000 yen (10 % Childnsumption tax included) Product page: https: // www.vSTONE.Child.jp/products/wheelrobot/・LRFオプションTG30 / 1式:88,000円(10%消費税込み)機体周囲の障害物等を検知するLRFを取り付ける、本体注文時の有償オプションです。機体の前部、もしくは後部、あるいは両方に取り付けが可能です。・バンパーオプション(前後) / 1式:88,000円(10%消費税込み)壁等との衝突を検知できるバンパーセンサをロボットの前後に取り付ける、本体注文時の有償オプションです。・バンパーオプション(全周囲) / 1式:176,000円(10%消費税込み)壁等との衝突を検知できるバンパーセンサをロボットの全周囲に取り付ける、本体注文時の有償オプションです。・拡張機器用電源基板オプション VS-WRC054 / 1式:36,300円(10%消費税込み)Raspberry Pi 4BやROS PC(UM340)オプションなどの拡張機器を搭載した際に本体のバッテリーから電源を供給する、本体注文時の有償オプションです。Raspberry Pi 4Bオプション搭載時およびROS PC(UM340)オプション搭載時には必須となります。・Raspberry Pi 4Bオプション / 1式:14,300円(10%消費税込み)Raspberry Pi 4B 2GB版を取り付けて出荷する、本体注文時の有償オプションです。拡張機器用電源基板オプション VS-WRC054が別途必要です。SDカードおよびOSイメージは付属しません。・ワイヤレス充電オプション / 1式:330,000円(10%消費税込み)無線充電の機能を追加する、本体注文時の有償オプションです。本体前部もしくは後部への取り付けとなります。・ROS PC(UM340)オプション / 1式:231,000円(10%消費税込み)Mechanam Rover Ver.3.0に、ROSで制御するための環境構築済みPCを取り付ける、本体注文時の有償オプションです。拡張機器用電源基板オプション VS-WRC054が別途必要です。・カメラステーオプション / 1式:16,500円(10%消費税込み)別売のデプスカメラなどを固定できるカメラステーを取り付ける、本体注文時の有償オプションです。天板から265mmまでの任意の高さにカメラを固定でき、固定角度も調整可能です。理想的なカメラ位置・角度で運用が可能です。・デプスカメラオプション / 1式:85,800円(10%消費税込み)Mechanam Rover Ver.3.0に、深度情報を含んだフルカラーRGB画像が取得できるステレオカメラ(RGB-Dカメラ)を搭載する、本体注文時の有償オプションです。「カメラステーオプション」に含まれるカメラステーも本オプションに含まれます。・リモート制御オプション(PCなし) / 1式:123,200円(10%消費税込み)Mechanam Rover Ver.3.0に搭載するPC内でZoom社のWebミーティングを実行しつつ、遠隔地から台車ロボットの操縦を可能とする、本体注文時の有償オプションです。本オプションにおいてはPC本体は別売となるほか、付属するドキュメントに従って専用サーバーなどの準備が別途必要となります。・リモート制御オプション(PCあり) / 1式:420,200円(10%消費税込み)Mechanam Rover Ver.3.0に搭載したPC内でZoom社のWebミーティングを実行しつつ、遠隔地から台車ロボットの操縦を可能とする、本体注文時の有償オプションです。本オプションにおいてはPC本体も含まれますが、付属するドキュメントに従って専用サーバーなどの準備が別途必要となります。・Jetson AGX Xavier™搭載オプション / 1式:165,000円(10%消費税込み)Mechanam Rover Ver.3.0にNVIDIA® Jetson AGX Xavier™開発者キットを搭載する、本体注文時の有償オプションです。512コアのNVIDIA Volta™ GPUを活用することにより、非常に高度な演算能力が得られます。本オプションの搭載には、拡張機器用電源基板オプション VS-WRC054が別途必要です。・パンチルト装置オプション(カメラなし) / 1式:66,000円(10%消費税込み)台車ロボットの天板に搭載可能なステーと、パン・チルトそれぞれに可動軸を持つカメラ台とを追加するオプションです。・パンチルト装置オプション(カメラ付き) / 1式:143,000円(10%消費税込み)台車ロボットの天板に搭載可能なステーと、パン・チルトそれぞれに可動軸を持つカメラ台とを追加するオプションです。対応するデプスカメラが付属します(ROS PC(UM340)オプションなど、デプスカメラを接続するためのROSデバイスが別途必要です)。■本件に関するお問い合わせ先ヴイストン株式会社〒555-0012 大阪府大阪市西淀川区御幣島 2-15-28E-mail: infodesk@vSTONE.Child.jphttps: // www.vSTONE.Child.JP/© 2022 NVIDIA CORPORATION.All Rights Reserved.NVIDIA and NVIDIA logo, NVIDIA JETSON AGX XAVIER is a trademark or registered trademark of NVIDIA Corporation.Arduino is a registered trademark of Arduino AG.Ubuntu is Canonical LTD.Trademark or registered trademark.AMD, AMD Ryzen, and Radeon are Advanced Micro Devices, Inc.It is a registered trademark or trademark.Bluetooth® is Bluetooth Sig, Inc.USA registered trademark or trademark.Raspberry Pi is a registered or trademark of the Raspberry Pi Foundation.ROS is Open Source Robotics Foundation, Inc.This is an open source project.Wi-Fi is a registered trademark of Wi-Fi Alliance.In addition, proper nouns such as the product name described are generally registered or trademarks of each company.