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Engadget Logo エンガジェット日本版 ヘッドセットのおすすめ5選。リモートワークの必須ツール。相手の声をしっかり聞き取れて、自分の声もクリアに届く製品を選ぼう

テレワークでオンライン会議をする際、PC内蔵のマイクとスピーカーを使っているという人は多いでしょう。とはいえ、スピーカーの音量によっては、相手にハウリングした音を聞かせてしまうことが往々にして生じますし、カメラ映りを気にするあまりマイクから離れすぎて声がぜんぜん届いていないということもありがち。事実、オンラインミーティングで感じる不満の約3割が音に関することという調査結果もあるほどです。

そこで、ぜひ取り入れてもらいたいのがヘッドセットです。ヘッドセットは、スピーカーとマイクが一体になったアイテムで、スピーカー(ヘッドホンまたはイヤホン部)から発する音をマイクが拾わないため、相手に不快感を与えるハウリングを生じさせません。また、マイクが顔近くにあるため、Webカメラから離れたとしても音声だけはきっちり拾って届けることができます。

ヘッドセット(Amazon)

ヘッドセットを選ぶときに気にしたいのは、接続方式、没入感の有無、ノイズキャンセリング機能付きかどうか、などです。

接続方式には有線タイプと無線タイプがあり、有線ではさらにUSBタイプと3.5mmヘッドホンジャックタイプがあります。無線接続であれば、ケーブルがないため見栄えがよい、離席するたびに外す必要がないというメリットがあります。有線であれば、内蔵バッテリーを気にする必要がないため、長時間のスケジュールを難なくこなせます。また、接続トラブルが少ないのもメリットといえるでしょう。つなぎたい端末が搭載しているポートの種類や、メリットをよく考えて選びましょう。

両耳を覆うタイプのヘッドホン付きであれば、没入感があり、会議に集中することができます。また、会議がない時間帯に音楽を聴きながら仕事をする、という人にも向いています。小さな子どもがいる、洗濯機や来訪者が鳴らすチャイムの音にも気を配りたい、という場合は片耳タイプや骨伝導タイプがおすすめです。

生活音や近くを走るクルマの騒音など、雑音を聞かせたくないのであれば、ノイズキャンセリング機能付きマイクを搭載した機種を選びたいところ。“音”のせいで、せっかくのミーティングを台無しにしないようにしたいですね。

Jabra EVOLVE2 65

「ビジーライト」の点灯で「会議中」を周囲にお知らせ

エンタープライズ向けオーディオも手掛けるJabraのヘッドセット「EVOLVE2 65」は、ZoomやWebEx、TeamsといったUC(ユニファイド・コミュニケーション)プラットフォーム認定製品。PCなどの端末がBluetooth対応であれば接続できますが、同梱のUSB Type-AまたはUSB Type-CのBluetoothアダプターを端末に接続しても利用可能です。

マイクには3つの業務用マイクを組み込み、最新のデジタル処理技術を搭載。相手へ自分の声をクリアに届けます。ヘッドホン部分の素材と形状は周囲の雑音を遮断しやすいものを採用。40mmのスピーカーを搭載しているため、音楽のリスニングにも転用できます。また、通話中はどの角度からも見える「ビジーライト」が赤く点灯し、家族に「今会議中」ということを無言で伝えられます。

内蔵バッテリーは最大37時間の連続稼働に対応。15分の充電で8時間使用できるため、忙しいビジネスパーソンでも満足できるでしょう。Amazonでの販売価格は約2万9000円です。

Jabra EVOLVE2 65(Amazon)

audio-technica ATH-102USB

耳が蒸れにくいイヤーパッドでオールシーズン快適

audio-technica ATH-102USBは、USB Type-Aコネクターで接続する両耳ヘッドホンタイプのヘッドセットです。双指向性エレクトレットコンデンサーマイクの近接効果を利用したノイズキャンセリング機能付きで、周囲の雑音を抑えられます。また、吐息や鼻息などもウィンドスクリーンでカットできます。

接続ケーブルにはコントローラーを搭載。ボリュームの調整やマイクミュートのON/OFFを手元で行なえるため、Web会議ツールによって位置が異なるミュートボタンを探して焦る必要がありません。

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エンガジェット日本版 ヘッドセットのおすすめ5選。リモートワークの必須ツール。相手の声をしっかり聞き取れて、自分の声もクリアに届く製品を選ぼう

ヘッドセット、コントローラー、プラグ分、イヤーパッド、ウィンドスクリーンに抗菌・消臭加工を施しているため、いつでも清潔さを保てます。イヤーパッドは耳当たりのよいソフトタイプかつオープンタイプのため、耳が蒸れにくい仕様。またヘッドバンドのスライダーで頭の大きさに合わせられるため、一日中快適に使えます。

Amazonでの販売価格は約3000円です。

audio-technica ATH-102USB(Amazon)

Logicool H340r

マイク部分をヘッドバンド内に格納できるオールラウンダー

Logicool H340rは、USB Type-A接続式で両耳ヘッドホンタイプのヘッドセットです。ケーブルの長さはなんと180cm。会議中に席を立ったり、少し足を伸ばしたりしても問題のない長さになっています。

Windows、Mac、Chrome OSでのプラグ・アンド・プレイに対応しているため、ICT教育の一環でChromebookを配布されているという子どもにも安心して買い与えられます。ノイズキャンセリング機能付きマイクは右側に搭載しており、使わないときには回転させてヘッドバンド内に格納可能。ヘッドバンドの長さは調節して快適な装着感を得られます。

USB接続によるクリアなステレオサウンドを再生するため、音楽を聴きたいとき、ゲーム時にもそのまま使うことができるでしょう。Amazonでの販売価格は約3000円。コスパのよさも魅力です。

Logicool H340r(Amazon)

サンワサプライ MM-HSU13PRO

強力なアクティブノイズキャンセリングを搭載

サンワサプライ MM-HSU13PROは、片耳タイプでUSB Type-A接続接続のヘッドセットです。2個のマイクを搭載しており、単一指向性のメインマイクは話者の音声を、サブではノイズフィルターのために周囲の雑音をとらえ、強力なアクティブノイズキャンセリング機能を実現しています。

イヤーパッドやヘッドアームパッドの表面には、手触りのよい高品質PUレザーを採用。スライダーで長さを調節できるため、快適な装着感が得られます。

接続ケーブルにはリモコンを搭載。手元でボリューム調整やマイクミュートのON/OFFが行なえるため、ミュートボタンを探すのに手間取り焦る必要がありません。また、ヘッドホン部分にあるLEDが通話中は赤色に点灯し、会議中であることを周囲に無言で伝えられます。

Amazonでの販売価格は約1万4000円です。

サンワサプライ MM-HSU13PRO(Amazon)

AfterShokz Aeropex

骨伝導かつ26gの軽量タイプで疲れにくい!

最後に紹介するAfterShokz Aeropexは、骨伝導かつBluetooth接続タイプのヘッドセットです。空気ではなく頭蓋骨を振動させて鼓膜に音を伝えるため、耳孔はフリー。環境音に気を配りつつ、作業することができます。

わずか26gの軽量タイプなので、装着していても疲れることがありません。コンパクトでも、1回の充電で8時間の連続通話ができるため、ビジネスタイム中にバッテリー切れを起こす心配は不要です。マイクが口元近くにないことから、「自分の声を相手にクリアに届けられるだろうか」と不安になるかもしれませんが、CVC8.0ノイズキャンセリング技術により、周囲の雑音を抑制するため、クリアな音声を伝えられます。

また、Bluetoothの規格は5.0で、低遅延、高安定性を実現。ワークアウト向け製品ではありますが、テレワーク中のWeb会議にもピッタリといえます。Amazonでの販売価格は約2万円です。

AfterShokz Aeropex(Amazon)

記事中の製品はEngadget日本版チームが推奨しているものです。販売情報は記事執筆時点のもので、価格や在庫状況は常に変化しています。

ヘッドセット(Amazon)