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ドーモ、世界のザキヤマです。
今年も『オセロニア』にやってきたエイプリルフールイベント。毎年凝ったネタを投下⇒後日ゲーム内に新キャラが実装という流れも今年で6年目となった。
個人的には、去年2020年のものがニュース欄の怪文書も含め、取り分けカオスかつインパクトが強かったが、「キャラクターの新たな魅力を発見できる」という点では今年2021年も共通していると感じた。というわけで昨年同様、一連の流れをまとめていきたい。
【あべこべ!?リペイントガチャ実施期間】 4月5日12時〜4月16日11時59分
▼2020年のエイプリルまとめ
『逆転オセロニア』エイプリルフールまとめ/世界のザキヤマが独断と偏見で選ぶ推し駒`s 【FILE22】 |
まずは4月1日に、『逆転オセロニア』ならぬ“逆展オセロニア”の開催が発表。
鈴里を筆頭としたアーティストたちがそれぞれ作品を手掛け、それを閲覧できるという趣旨だったが、法外な値段のサイン色紙(2021万401ゴールド)、立体感をアップさせる効果があるという“至高のえのぐ”(値段は応相談)など、妙に金の匂いが……。
というのもこちらの展覧会、鈴里の持つ“絵の具現化能力”に目を付けたクロリスが企画したもの。クロリスと言えば、アイドルイベントでもプロデュースで大儲けしようとした過去があるが、今回のイベントでその側面がより強調されたように思える。今後は『オセロニア』でこの手のイベントが絡んだら、だいたいこの子か商会取締役のタオ・スーが裏にいると踏んでいいだろう。
▲鈴里ありきの展覧会なのだろうが、ほかの作家陣が「頼まれたら断れない」、「声をかけたらノリで参加してくれそう」なメンツで固まっているあたり、「とりあえず開催にこぎ着けよう」というクロリスの勢いを感じる。ただ、イモードラとランドタイラントは作業的にいろいろ大丈夫なんだろうか……?
▲ちなみに、公式Twitter担当は“いちこ”さんが“いち”君に。三点リーダーを多用するエンデガ系のクール美少年だったが、本人との関係性は謎に包まれている。
『逆転オセロニア』オセロニア界で描かれた珠玉の作品を展示!展覧会“逆展オセロニア”を開催!【エイプリルフール】 |
そんなこんなで鈴里の助けでひと儲けしようとしたクロリスだったが、なんと鈴里の描いた絵のキャラクターたちが絵から飛び出してしまうことに。
同じキャラクターが複数いることになるのでドッペルゲンガー的に見るとけっこうな問題だが、本来とはあべこべの性質を持っているというのだからこれはこれで大問題。鈴里とクロリスはこれらのキャラクターが大人しく絵に戻ってくれるように奮闘するのだが……、というのが大まかなあらすじだ。
▲ゲーム未実装だが、鈴里はポイズントード、八房、悪狸王も描いていた模様。マスコット的立ち位置の彼らがどのように“あべこべ”だったのかも気になるところ。
往々にしてツッコミ要素が満載なのだが、とりわけド肝を抜かれたのはシャイターン。ほかのキャラクターは性格・性質が逆転しているに留まっており、見た目自体はモデルに忠実なのだが、シャイターンの場合はそもそも性格どころか性別が異なる。
初見のときは「こんな青肌のお姉さんいたっけ……?」と図鑑を端からつぶさに確認したのだが、そりゃ見つかるわけがない。いずれにせよ、鈴里画伯が何をどう考えて“あの”シャイターンを“この”シャイターンとして描いたのか疑問は尽きない。やっぱり芸術家は見えている世界が違うのだろうか……。
本イベントの目玉キャラ。元々は破壊衝動の塊のようなシブいオジサマだったが、鈴里バージョンではまっとうに綺麗な魔族寄りお姉さん。作中では会場で勝手にゲリラライブを敢行し、ラブやらハッピーを振りまいた。
ただじつは声優さんは同じ方なので、「落ち着いた低い声」というか、もはやそういう話ではないというか……。なぜここだけ原型が残っているのかは謎。キャラ単体としては魅力的ながら、総合的にはとにかくシュールだ。
▲元とは真逆でいい感じにネジが緩んだ平和主義者なシャイターン(自称:しゃいたん)。なお、鈴里によるとライブは“謎の会”とのこと。
百鬼を従えてそぞろ歩いていた夜行だが、鈴里バージョンでは魑魅魍魎が無害な動物たちに変更。属性が異なることはもちろん、性別以外のすべてが真逆の「だれだお前!」と叫びたくなる仕上がりだった。
忍竜と言えば代償でぶん殴ってくる代名詞のような存在なので、もともと忍んでいる印象はあまり強くなかったとは言え、鈴里バージョンでは目に見えて陽キャに。巻物がマイクになったり、特注のサングラスを付けていたりやりたい放題だった。
なお、性能的には楔&特殊防御という極めて珍しいものを持っており、今回のガチャキャラの中ではとくにイチオシだ。
まさかの魔属性での実装。オリジナルはチャキチャキした姐御だったが、鈴里製はなまけ全開で微塵もやる気を感じられない状態に。
いつも携えている煙管はともかく、寝っ転がっての飲酒にポテチ&せんべいと来ると、ダラけきった週末のOLめいた雰囲気すら感じる。あと、よく見ると後ろの竜もポップコーンをドカ食いしている。
こちらは主従が逆転したパターン。ノーマルではわりとキリっとした表情のあやめが、若干ドヤ顔気味になっているのはかわいい。また、魔属性になったせいか、召喚キャラが式神ではなく悪霊になってしまったのもポイント。
わりと気弱かつおしとやかなアンドロメダだが、こちらのバージョンではかなり攻めた雰囲気。鎖にいいようにされるのではなく、むしろ鎖でいいようにする姿勢を見せつけてくれた。
▲決戦イベントではけっこう喋ってくれるが、本来とは打って変わってバッサリした性格。
何かにつけてシクシク泣いているバンシーだが、絵から飛び出した彼女はブチ切れモード。とはいえ、怒ったからと言ってもそのキュートぶりは据え置きで、「ほう……これはこれで……」と思わせる不思議な魅力を醸し出している。
なお、あたりを漂っている悪霊めいたものは、無個性から一転してパリピめいた装いに。目がハートになっている個体は彼女のかわいさにヤラれてしまったのだろう。ひたすらに共感できる。
2016年:コスト401のリリアさん(当時の公式Twitter担当)が登場⇒ステータスは異なるが後日ゲームに実装 2017年:キャラ駒がすべてデヴィ夫人になると発表⇒決戦イベント“最凶!マダム・デヴィ”が4月1日に登場 2018年:シミュレーションゲーム『青春★オセロニア学園』の開発が決定⇒学園シリーズとして後日ゲーム内イベントが開始 2019年:出番の少ないB駒たちが『オセロニア』をジャック⇒S駒に昇格したB駒たちが登場するイベントが実施 2020年:ニコとアルキメデスがタイムマシンを実験。西暦938〜2020年のニュースが氾濫しカオスな状態に⇒年齢的に退行or成長したキャラたちが登場 2021年:クロリスが鈴里の能力に目を付けて“逆展オセロニア”を開催⇒性質が“あべこべ”になったキャラクターたちが登場⇐NEW!
【“世界のザキヤマが独断と偏見で選ぶ推し駒`s ”のまとめはこちら】
文/世界のザキヤマ(@zakiyamaofworld)
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