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毎日使用するわけではないものの、あると便利な機能がiPhoneには搭載されています。
それがこの記事で紹介するLEDライト機能です。
iPhoneのLEDライト機能とは、懐中電灯のことです。
実際どのような時に使うのか、メリットやデメリットについてご説明していきましょう!
毎日の生活の中でどんなときにライトが必要になるでしょうか。
例えば帰りが遅くなって、街灯がない夜道を歩いて帰る場合にライトが必要になります。
車を運転している人であれば、夜中に車を止めてダッシュボードの中や後部座席などを捜索するのにライトが必要になります。
また、人気のない道路を走っていて車の調子が悪くなった場合、ボンネットを開けたり車のパンクを確認したりするのにライトが必要になります。
他にもライトがあったら便利だと思えるシーンはたくさんあります。
いつも必要になることはないものの、必要な時にすぐに活用できるため、多くのユーザーにとってiPhoneのLEDライトはなくてはならない大変便利なツールです。
しかし、ユーザーの中には、必要としていないときに勝手にライトが点いて困っている人もいるようです。
iPhoneにLEDライトが付いていることは知っていても、どこにライトのスイッチがあるかが分からないと消したくても消すことができません。
iPhoneのLEDライトは、背面カメラの横にあるレンズから点灯されます。
そのため、勝手にライトが点いてしまうと他の人に迷惑になる場合があります。
例えば通勤・通学のためにバスや電車、また地下鉄などに乗って移動中に突然ライトが点灯すると、目の前にいる人の顔にライトが当たり迷惑をかけてしまうかもしれません。
iPhoneのライトを消す方法は2つあります。
勝手に点灯したiPhoneのライトを消すためには、iPhoneのコントロールセンターを立ち上げる必要があります。
コントロールセンターとは、「設定」アプリを開くことなくiOS端末の主要設定やアプリに素早くアクセスできる、iPhoneの便利な機能です。
iPhoneのLEDライトは、アプリがあるわけでも「設定」アプリ内に表示されているわけでもありません。
iPhoneのLEDライトに唯一アクセスする方法はコントロールセンターを開くことです。
iPhoneのコントロールセンターにLEDライトのスイッチがあるので、ライトのオン・オフをするにはコントロールセンターを立ち上げる必要がありますが、ライトをオフにするだけなら別の方法があります。
まだ多くのiPhoneユーザーに知られていない方法ですが、ライトが点いている状態で「カメラ」アプリを起動させるとライトは消えます。
コントロールセンターを呼び出す必要がないので便利ですが、同じ方法でライトを点灯させることはできないので注意しましょう。
iPhoneのLEDライトをオフにする方法はもう1つあります。
ただ、この方法はiPhone Xユーザー限定なので他の機種を持っているユーザーは行えません。
iPhone Xはロック画面を開くと、画面の左下にコントロールセンターで表示されている「ライト」のアイコンが表示されているので、それを押せばライトのオン・オフを行えます。
コントロールセンターを立ち上げることなくライトのオン・オフが行えるのでとても便利です。
毎日使用するわけではないものの、iPhoneのLEDライトがどうして便利なツールなのかをここまで説明しました。
ここからは勝手に点灯してしまったライトをどのように消すことができるのかを説明します。
LEDライトのスイッチがあるのはコントロールセンターなので、まずコントロールセンターを呼び出す方法から説明します。ホーム画面を下から上に向かってスワイプしましょう。
コントロールセンターが呼び出されます。コントロールセンターにはiPhoneの各種設定がアイコンで表示されています。その中に「懐中電灯」のイラストで表示された「ライト」アイコンが白く点灯しているのでタップしましょう。
「ライト」アイコンが消灯します。これでLEDライトもオフになります。
LEDライトを消す方法はこれで分かったので、消したライトをもう一度点灯させてみましょう。コントロールセンターに戻り、先ほど選択した「ライト」アイコンをタップしましょう。
「ライト」アイコンが白く点灯します。LEDライトもこれで点灯します。
LEDライトの点灯方法は「ライト」アイコンを押すだけです。
でも「ライト」アイコンを押してもライトが点灯しないことがたまにあります。
考えられる原因は、iPhoneに一時的な不具合やエラーが生じていることです。
対処法はiPhoneを再起動することです。
再起動すれば生じていた不具合やエラーは改善されます。
さらにデバイのメモリが解放されるため、デバイスのパフォーマンスが向上します。
iPhoneだけでなくAndroidスマホにもLEDライトは搭載されています。
ですが、iPhoneのLEDライトにはAndroidスマホのLEDライトにはない機能が搭載されています。
それがライトの明るさを調整する機能です。
ライトがまぶしすぎるなら弱く、弱すぎるなら強く調整できるので臨機応変に対応できます。
設定方法を説明します。
コントロールセンターに戻りましょう。「ライト」アイコンを指で押し続けましょう。
LEDライトの調整画面が立ち上がります。調整は4段階あります。希望する明るさに調整しましょう。
この記事ですでに紹介した点ですが、勝手に点灯したLEDライトを消す方法はコントロールセンターを呼び出して「ライト」アイコンをタップする以外に「カメラ」アプリを起動させる方法もあります。
ホーム画面がすでに立ち上がっているなら「カメラ」アプリをタップして開けば点灯していたLEDライトは消灯します。
しかし、ロック解除してホーム画面を立ち上げなくても「カメラ」アプリを起動させる裏技があります。
この方法を使えば素早くLEDライトの消灯が行えるためとても便利です。
操作方法を説明します。
スリープモードになっているiPhoneの電源ボタンを押してロック画面を立ち上げましょう。ロック画面が立ち上がったら、指で画面を軽く押しそのままの状態で左に向かってスワイプしましょう。
「カメラ」アプリが起動します。
「カメラ」アプリが起動して撮影画面が立ち上がると、点灯していたLEDライトが消灯します。「カメラ」アプリで写真を撮影する際、薄暗くても綺麗に写真を撮影するために自動的にフラッシュがたかれます。
フラッシュはLEDライトを使用します。
LEDライトを点けた状態で「カメラ」アプリを起動させると、写真撮影に必要なフラッシュを発光させる準備をするためLEDライトはリセットされます。
そのため、点灯していたLEDライトは「カメラ」アプリの起動と同時に消灯されます。
iPhoneのLEDライトが勝手に点灯し続けると、バッテリーを消費してしまいます。
LEDライトは少ない消費電力で明るく点灯してくれる優れものです。
一般的に、20〜30分間LEDライトを点灯し続けても消費されるバッテリーは10%ほどです。
でも通学中や通勤中にバックに入れたまま勝手にライトが点灯し、その後iPhoneを手に取ることなく数時間が経過すればバッテリーを圧迫するのは確実なことです。
勝手にLEDライトが点灯する原因を突き止めることは大切です。
考えられる原因は3つあります。
1つ目の原因は、iPhoneが正常に動かなくなっていることです。
一時的に不具合やエラーが起きているために、ベストパフォーマンスができないことが考えられます。
あるいは、たくさんのアプリが動いていることが原因でデバイスのメモリ領域が圧迫され、必要なデータ処理を行えないためにデバイスの操作性に影響が出ているのかもしれません。
原因がデバイスの不安定さにあるなら再起動をして様子を見てみましょう。
2つ目の原因は、デバイスの誤作動です。
多くのユーザーは、iPhoneをポケットに入れて持ち運びます。
ディスプレイに触らなければスリープ状態のままiPhoneが開くことはありませんが、手で握った状態でiPhoneをポケットに入れていると画面に手が触れるためスリープ状態は解除され、「ライト」アイコンを偶然押してしまうことも考えられます。
3つ目の原因は、Siriの誤作動です。
ホームボタンが付いているiPhone機種の場合、たとえロック解除前であってもホームボタンを押し続けるとSiriが起動します。
何かの拍子にホームボタンを押し続けた結果Siriが呼び出され、頼んでもいないLEDライトの点灯をしてしまった可能性があります。
この問題を避けるためには、ロック画面の状態でSiriが呼び出されないように設定する必要があります。
設定方法を説明します。
ホーム画面にある「設定」アプリを開きましょう。
「Touch IDとパスコード」をタップします。
パスコードを入力しましょう。
「ロック中にアクセスを許可」があり、その中に「Siri」があるので「OFF」に設定しましょう。
iPhoneの「ライト」が勝手に点灯したら、コントロールセンターを呼び出すか、あるいは「カメラ」アプリを起動させれば消えるので特に大きな問題とはなりません。
もしiPhoneの「ライト」が勝手に点いてしまったら、ぜひこの記事を参考にして対処してみてくださいね!