30日間無補給でもOK 米海軍 ペルシア...

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30日間無補給でもOK 米海軍 ペルシア湾で「セイルドローン」の運用を開始

風力と太陽光がエネルギー源

アメリカ海軍第5艦隊がペルシア湾で運用を開始した無人水上艦「セイルドローン」(画像:アメリカ海軍)。

30日間無補給でもOK 米海軍 ペルシア湾で「セイルドローン」の運用を開始

 アメリカ海軍は2022年1月27日(木)、ペルシア湾バーレーン沖合で新型の無人水上艦(USV)の運用を開始したと発表しました。【5905艦だけじゃない】艦番号「5904」の無人艦も 新型USVは「セイルドローン」と呼ばれ、その名のとおり、風を推進力に利用するため、船体上部に「帆」を立てているのが特徴です。サイズは全長23フィート(約6.9m)、高さは16フィート(約4.8m)で、一部には太陽光パネルも設置されており、それで発電もするようになっています。 所属はアメリカ海軍第5艦隊で、昨年、2021年12月12日からヨルダンのアカバ湾で始まった評価試験では、無補給で30日以上、連続運用し続けることに成功したそうです。 発表によると、2022年2月にペルシア湾で開催予定の国際海上演習(IMX 2022)にも「セイルドローン」は投入される予定とのことで、ほかにも参加各国のさまざまな無人システムが集まることで、IMX 2022は世界最大の無人システムによる演習になるとしています。※一部修正しました(2月1日10時05分)。

乗りものニュース編集部