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気象観測機器「ラジオゾンデ」じゃない! 青森県八戸市の上空で3日早朝、白い球体が浮かんでいるのを住民らが見つけたことが6日までに分かった。仙台管区気象台は「正体は分からない」とし、気象庁の観測機器である可能性は極めて低いとしている。宮城、福島両県の上空でも昨年6月、白い球体が見つかり騒動となっている。いったい何だ?
目撃者の一人、八戸市の本城修宏さん(53)は3日午前5時35分ごろ、日の出を撮影しようと同市鮫町の海岸近くを訪れた際、近くにいた知人から教えられた。南方にカメラの望遠レンズを向けて観察すると、雲より高い位置でとどまっているように見えた。
「50年以上地元に住んでいるが初めて見た。気球のように見えるのだが…」と困惑した。
昨年6月に白い球体が出現した際には宮城県警がヘリコプターを出動させたが、正体は不明のままだ。いったい何か? 現実的な説が複数ある。
まず、米通信企業が「プロジェクト・ルーン」を立ち上げ、気球によるインターネット接続を提供する実験として世界各地で高高度気球を飛ばしたが、今年1月に企業の解散が発表された。また、定点滞空できる無人飛行船を打ち上げ、通信・放送に利用する「成層圏プラットフォーム」という実証実験が行われている。さらにアマチュア無線機を搭載した気球という説もある。
しかし、UFO研究家の竹本良氏はこう語る。
「私は昨年6月の白い球体目撃事件に酷似していると思います。昨年の事件では前夜には青森県で目撃され、翌日早朝から夕方まで、宮城、福島で目撃されました。今回の事件でも気象庁と近隣の大学等は一切関与を否定していました。まず雲より高い上空は気流があるため、気球が位置を保つのは極めて困難ではないかと思われます。それに気球ならば当然、観測機器をつるすために形状が釣り鐘形にならざるを得ません。球形を保つのは不可能なのです」
つまり、今回もまた、未確認の飛行物体ということで、昨年同様に「UFO」ということになる。そして、出現した場所とタイミングに意味がありそうだという。
竹本氏は「目撃された9月3日は、UFO出現後に菅義偉首相が総裁選への不出馬を表明されています。日本の行く末を心配した宇宙人が菅首相の故郷である東北から、ご苦労さんのエールを送っていたのかもしれません」と指摘している。
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