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長い夜でした。
Apple(アップル)が日本時間10月19日午前2時からスペシャルイベントを開催、
・「M1 Pro」「M1 Max」を搭載した、14インチ/16インチMacBook Pro
・AirPods(第3世代)
などが発表されました。
この記事では、午前2時のイベント開始と同時に最新情報を更新するリアルタイム更新を行なっていました。発表内容を時系列順にまとめています。
現在、スタート直前。こういう映像が流れています。
カウントダウン、そしてスタート!
MacBookで何かしてる。ん、もうこれ新しいやつじゃ?と思ったら、ここはまだ旧モデル。
Apple CEO・ティム・クックが登場。「Apple Musicを今秋さらに進化させます」と切り出しました!
新しいApple Musicのサブスクリプションプラン「Voice Plan」が発表されました。
HomePod miniなどに話しかけて再生という使い方をする人向けのプラン。それでOKであれば通常のApple Music(月980円)よりぐっとお得、というのは新機軸だなーと。
今年後半にスタートで、月480円。
次の話題はHomePod mini。新色(イエロー、オレンジ、ブルー)が登場するとのこと!
暖色のHomePod mini、なんか果物っぽくないですか? イエローはマンゴー味しそう。価格は1万1880円で、11月から販売開始。ちなみに、まだ予約はできませんでした。
まず空間オーディオのおさらいがスタート。包み込むような音で聴けるんですよ、臨場感あるんですよー、と。
からの、AirPods(第3世代)発表! AirPods Pro/Maxでたのしめていた空間オーディオに対応です。
新しいドライバが採用され、より力強い低音とクリアな音質を提供できるようになったそうです。
IPX4相当の耐汗耐水になり、AirPods Proで登場したAdaptive EQ(耳の形に合わせて音楽を調節する機能)にも対応。
1回の充電で6時間再生可能で、ケース充電すると最大30時間利用可能。
ケースはなんとMagSafe充電に対応です!
Proみが深くなりました。ない機能はノイキャンだけ、みたいな感じ。本日から予約可能で、10月26日発売です。価格は2万3800円、お値段にもProみがあります。
そしてついに、話題はApple Siliconに。Apple Siliconはより多くの製品に搭載されるが、搭載されるのは新型チップになるとのこと。
まず、「M1 Pro」が発表されました! 「プロ向け製品用にデザインした」とのこと。
M1 Proはメモリ帯域がM1の3倍、CPUパフォーマンスはM1の70%マシ。グラフィックパフォーマンスもM1の2倍! (CPUコアは最大10、GPUコアは最大16)5nmプロセスルールでの製造です。
追加でもう1つのチップが発表されました。その名も「M1 Max」!
M1 Proのさらに上位にあたるチップです。M1>M1 Pro>M1 Max(イマココ)ってことですね。
M1 MaxはAppleが今までに作った中で最大のチップで、570億個のトランジスタと最大64GBの高速ユニファイドメモリを搭載。
電力パフォーマンスよすぎないですか…! 電力比での効率の良さ、が強くアピールされていました。
M1 Maxの性能まとめ。メモリ帯域はM1の約6倍、M1 Proの約2倍。GPUコアが最大32です…! グラフィックパフォーマンスはM1の最大4倍とのこと。
Appleの上級副社長フェデリギ氏が登場、M1 Pro/Maxではソフトウェアをどれほどパワフルに動かせるか、高度な作業ができるかを紹介します。
M1 Maxでは各コアに適切にタスクを割り振ることで高効率を達成しており、多くのProRes動画を処理できますよ。Core i9モデルのMacBook Proよりさらに速くなっていますよ、と。
また、Appleの製作アプリもM1 Pro/Maxの性能を引き出せるようにアップデート。
Logic Proでは空間オーディオが作れるようになり、Apple Music向けにドルビーアトモスで曲をミックスし、書き出せるようになるとのこと。
FinalCut ProをM1 Pro/Max搭載のノートPC製品で動作させれば、8K ProResを7ストリームも再生でき、Liquid Retina XDRディスプレイ上で8K HDRビデオのカラーグレーディングができるそうです。それぞれ今まではノートPC製品上ではできなかったこと。
M1 Pro/Max搭載の新製品を試用したプロフェッショナルたちがその感想を語り始めました。
起動速度、処理速度、倍々ゲームだそうです。はやくみたい…!
そしてついに、新型MacBook Proが発表されました。16インチモデルと…
14インチモデルの2モデルがあります!
キーボードは新型のMagic Keyboardに。Touch Barはなくなりました!
ポートを見ると、HDMI、SDカードスロットが追加に。Thuderbolt 4スロットが3つ。充電コネクタはMagSafeですが、Thunderboltでも充電可能とのこと。
横ベゼルは3.5mmと24%薄く。上部も大幅に薄くなりましたが、iPhoneで採用されているようなノッチデザインになっています。
ディスプレイはLiquid Retina XDRに。Pro Motion対応で120Hz駆動し、最大輝度は1600ニトと極めて明るい、ミニLEDディスプレイです。HDRコンテンツの表示に最適化されているとのこと。16インチモデルについては解像度も旧モデルより向上しています。
ウェブカメラは1080pとこれまでのモデルより2倍高画質に。
オーディオ面については、スタジオ品質のマイクを備え、スピーカーは6基搭載。2つのツイーターと4つのフォースキャンセリングウーファーを備え、低音域を80%多く再生できるとのこと。以前には聞こえなかった音域も再生できる、としています。スピーカーは14インチも16インチも、6スピーカーシステムです。
話題はパフォーマンスに。CPUにはM1 Pro/Maxが採用され、CPUパフォーマンスはCore i9の2倍。GPUパフォーマンスはRadeon Pro 5600Mの2.5/4倍(M1 Pro/Max)。M1 Maxモデルだと4K ProRresを30ストリーム編集できるってすごすぎる…。
バッテリー駆動時間は14インチモデルで17時間の動画再生が可能で、16インチモデルでは動画再生時間は21時間。30分でバッテリーの50%を充電可。
素材には再生アルミを100%採用しているとのこと。
話題が…話題が多すぎますが、要するに「新しいMacBook Proはこんな風に最高なんですよ!」ということ。M1をかなり上回るスペックのようで、画像や動画の編集、DTMなどのクリエイションで大いに活躍してくれそうです。
新型MacBook Proのプロモーション映像が流れ始めました。「このモンスターを手懐けられるのか」なんて煽り文句も物欲を高めます。
14インチは23万9800円から、16インチモデルは29万9800円から。本日から予約可能で、10月26日発売です。
発表はここで終了。盛り盛りでしたね〜。M1 Pro/Max搭載の新型MacBook Proが実際どれほどの性能なのか早く試してみたい!
Source: Apple