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郡山警察署は25日、窃盗容疑で逮捕した男の自供から余罪が約50件に上ることを明らかにした。
郡山市三穂田町の無職・佐藤瞭全容疑者(27)は1月4日、道路工事現場から時価8万5千円相当の金属製の重し57点を盗んだ疑いで逮捕されていた。
警察は郡山市や須賀川市の道路などで大量の金属製品が盗まれる被害があったことから、関連を調べていたところ、佐藤容疑者が犯行を自供し、去年11月から今年1月までに道路や駐車場50か所から、グレーチングや縞鋼板およそ630点、あわせて約11トンを盗んでいたことが明らかになった。佐藤容疑者が関与した窃盗による被害総額は時価約300万円に上るとみられる。
佐藤容疑者は夜間に単独で犯行に及んでいたとみられていて、調べに対し「自分がやった。盗んだものは買い取り業者に売った」などと供述している。