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『バトオペ2』おっさんに優しいドムはコレ! 電撃パイロットが今注目の機体を語る

 400万ダウンロードを突破した、基本プレイ無料のPS4/PS5用チームバトルアクションゲーム『機動戦士ガンダム バトルオペレーション2(以下、バトオペ2)』。開戦時からほぼ毎週新機体が加わっていき、3周年を迎えた今や、その機体数は膨大に! 

 そんな膨大な機体のなかから電撃のパイロットたちが最近注目している機体をピックアップ! その魅力を語っていきます。

圧倒的な遊撃力を持った、イフリート・シュナイド(山田)

 昔からガンダムMk-IIが大好きだったので、本作で登場して以来2年ぐらい、COST500~550での戦いで使い続けてきました。以前の記事でも書きましたが、個人的に敵の動きをカットするのが好きだったこともあり、ハイパー・バズーカIIと拳部トリモチ・ランチャーを多用した戦いがしっくりときていたのです。

 しかし、あまりにも乗り続けてきたため、たまにはCOST500~550あたりでほかの汎用機も使ってみたいと思っていろいろ手を出した結果、一番しっくりきたのがこのイフリート・シュナイドでした。

 2月10日から17日まで開催された“限定抽選配給!!イフリート・シュナイド”で入手されたプレイヤーも多いかと思われます。

 これまでのイフリート系MSのイメージから、近距離で積極的に格闘兵装で戦うMSかと思っていましたが、実際に使ってみるとその印象は全然違っていました。では、このMSの強みはどこにあるのかについて語っていきます。

■3種類の“よろけ”させる兵装で敵MSを拘束!

 先に結論からいってしまうと、すべての兵装が相手をよろけさせることができるのがこのMSの最大の強みです。まず、主兵装として装備できるショットガンとジャイアント・バズの2種類は、どちらも当てやすくよろけを狙いやすいです。オススメは“マニューバ―アーマー”も止めやすいショットガンです。

■遊撃も2マンセルもお手の物!

 イフリート・シュナイドは遊撃も得意ですが、使っていて個人的に一番楽しかったのは、味方のお供をすることです。ショットガンやヒート・ダート[斉射]を使うことで、“マニューバーアーマー”を利用して接近してくる敵MSを足止めしやすいので、味方の支援機を守るのに最適!

でかい! かたい! 見た目に反して万能なドム・ノーミーデス(あんまさ)

 ここ最近、500~550コストのMSが多く追加されています。とくに支援タイプMSのラインナップが非常に増えて、このコスト帯の支援タイプ機は、まさに群雄割拠の時代! バランス型から特化した性能を持つものなど、魅力的なMSが出揃ってきました。

 そのなかでも、自身がハマっていてオススメしたいのがドム・ノーミーデス。見た目のインパクトもさることながら、“ドム・トロピカルテストタイプ+ギャロップの推進機関+ヒルドルブの砲塔”とかいうトンデモ設定に興味津々となりました。

■とにかくでかい…そして硬い!

 まずは見た目の特徴ですが、“MS2.5~3機分ぐらいはあるんじゃね?”ってぐらい大きいです。あまりの大きさに、味方の進路を塞ぐことも多々あることでしょう。

 もちろんですが、戦場に出たらめちゃめちゃに狙われます。ですが、それがこのMSの1つの仕事です。多く狙われるということは、それだけ僚機がフリーで動けるということに通じます。そして、狙われてもいい理由は、このMSのタフさにあります。

 性能面で注目すべき特徴は、高いHPと防御補正を持つため、とにかく硬い。それに加え、スキル“背部オプション特殊緩衝材”により、正面以外の攻撃は大体30%カットしてくれます。強襲に接近戦をされても、硬すぎて削り切れないなんてこともよくあります。

『バトオペ2』おっさんに優しいドムはコレ! 電撃パイロットが今注目の機体を語る

 もう1点、スキル“衝撃吸収機構”を所持しているため、1対1の中~遠距離戦で負けることはほぼありません。汎用との撃ち合いは避ける必要性もなく、一方的に打ち勝つことができます。

 優位な戦闘を行いつつ、敵の注目を集め、さらに後方から火力を出していく。支援機としては、破格の性能を持っていると、使い手として思うところではあります。

■なぜか近距離戦も強い頑丈な支援機

 主兵装はヒート・ハルバードと、ジャイアント・バズか大型ガトリング砲[重装備型]のどちらかを持てます。個人的にオススメはジャイアント・バズで、2つの主兵装を使って近距離戦を制することができます。

 ヒート・ハルバードは、全格闘に転倒効果があるうえに、どの格闘も非常に長い射程があります。ジャイアント・バズで敵をよろけさせて、格闘で即座にダウンさせるといったこともお手の物。また、射程の長さを生かして不意に格闘を振るといった行動も強力です。

 そして先ほど紹介したスキル、衝撃吸収機構があるため、近距離戦でも1対1であれば優位な撃ち合いができます。接近してくる機体が汎用機であるなら、むしろ強気に向かっていくのも有効です。

■射撃面では30cm砲[APFSDS]の切り替え速度と回転率が最高!

 副兵装はヒルドルブと同様に、30cm砲の3つの兵装がそろっています。その中でも「30cm砲[APFSDS]」は、リロード速度が20秒と高回転率で非常に使いやすい。

 それに加えて切り替え速度も非常に早く、バズーカを撃った後に「30cm砲[APFSDS]」を切り替えれば、バズーカのよろけに合わせることができます。

 いかに敵機に大よろけを付与して、追撃でダメージを与えていくか。自身が攻撃されていても、味方を優先してカットしていけるか。これを考えて実行していけるのが、本機を使っていて1番の魅力と自分は感じます。

その強烈な一撃に、しびれる憧れる! ドム高速実験型(ハム彦) 

 基本的に自分のお気に入りは汎用機。最前線で盾役となり、味方の汎用機と共闘してバズーカを撃ち込み、敵をよろけさせることを信念としています。しかし毎日汎用機ばかりプレイしていると、ときどき強襲機に搭乗し、敵に強烈な一撃をたたき込みたくなるときもしばしば……。そんなときにうってつけのMSが、COST350から搭乗できるドム高速実験型です。

■操作が簡単なので、初心者でも安心

 最初にいっておきますが、自分は1960年代生まれのおっさんです。小学生のとき、ファーストガンダムがTV放映されていたときに、毎回ドキドキしながら見ていた世代です。反射神経は年々鈍くなり、武装が何種類もあると……うまく扱いきれません。

 そんな50歳半ばの自分でも簡単に操作ができるのがこのMS。武装は主兵装、副兵装を合わせても3つのみ。ジャイアント・バズを撃って敵の足を止め、敵に接近してヒート・ランサーで斬る。これだけでいいんです。このシンプルさがおっさんにはちょうどイイんです。

 ただ注意点もいくつかあります。それは見た目でわかると思いますが、体が大きいこと。そのせいでほかの機体より敵から狙われやすい気も……。とくに主戦場が視界の開けた熱帯砂漠や無人都市での運用はあまりオススメできません。

 遮蔽物を盾として利用できる墜落跡地や廃墟都市での戦いがオススメです。もちろん、どの戦場でも猪突猛進に敵へ突っ込むのではなく、画面右上のレーダーをチェックし、敵のスキをつくことが重要になります。

 また、ドム系全般がそうなのですが、ホバーで移動するため、思ったように動くためには少し慣れることも必要です。まずは演習場で少し練習し、移動のクセやヒート・ランサーの射程などを把握してから戦場に挑んでみるようにしましょう。

■細部まで作り込まれた重厚感たっぷりの見た目も最高!

 連邦のスリム系なMSもステキですが、個人的にはジオンの重厚感あふれるMSが大好きな私。『バトオペ2』のウリの1つである超美麗な3Dモデルグラフィックスは、ドム系の作り込みでも健在です。

 今回自分がオススメするドム高速実験型の個人的に好きな部位は、脚部のふくらはぎ部分についた謎のフタ。たぶん脚部の冷却用のためにあると思われるんですが、ダッシュをした後にパカッと開くんです。

 こういった細かいこだわりのある造りが本当にステキです! あとは、ほかのドム系にはない左右の腰に着いたバーニアや、肘の左右にある部位(ドム系のなかで、このMSのみ丸みがあるんです)もステキです。

 ザク系には劣りますが、ドム系のMSも多数参戦している『バトオペ2』。いろいろな部位を細かくチェックしてみるのも楽しいものです。