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ソニー・インタラクティブエンタテインメントは9月15日、プレイステーション 5のシステムアップデートを実施した。これに合わせてプレイステーション 4やPS Remote Playアプリにもアップデートが適用される。
今回のシステムアップデートは、大型システムアップデート第2弾と銘打たれ、M.2 SSDへの対応をはじめ、PS5のポテンシャルを高める内容となっている。
まずPS5については、コントロールセンターやゲームベース、ゲームライブラリーなどのUXが拡張され、コントロールセンターでは、カスタマイズによってより利用しやすくなったほか、ゲームベースでは、パーティーメンバーに対して、テキストチャットを送ることが可能となった。ゲームライブラリーでは、PS5とPS4タイトルが別々に表示されるようになり、見分けやすくなっている。
【UXが拡張】また、PS5の特徴である3Dオーディオ機能について、対応ヘッドセットに加えて、テレビスピーカーにも適用されるようになり、テレビでも自動的に3次元サウンドに変換され、より没入感の高いゲームプレイが楽しめるようになる。3Dオーディオ対応ヘッドセットである「PULSE 3D ワイヤレスヘッドセット」については、新たにイコライザー機能の設定が可能となり、多数のプリセットからEQプロフィールが選択できる。
【3Dオーディオ機能が強化】そして今回のアップデートの目玉となるのがM.2 SSDへの対応となる。リリース時点では対応が見送られ、PS5タイトルのインストールに制限が課せられた状態だった。9月15日より、専用の拡張スロットに、対応M.2 SSDを装着することで、PS5タイトルの新たなインストール先としてM.2 SSDが活用できるようになる。
【M.2 SSD対応】なお、すべてのM.2 SSDが対応しているわけではなく、ヒートシンクをはじめ、いくつかの要件を満たす必要がある。M.2 SSDを購入する際は、あらかじめ対応しているかどうか確認しておきたい。
PS5 M.2 SSDサポートページ
【M.2 SSD | PS5】【PlayStation®5にM.2 SSDを装着する方法】同時アップデートされる「PS Remote Play」では、これまでWi-Fi環境が必須だったが、これから4Gや5Gなどのモバイルデータ通信を使用して、PS5やPS4への接続や、リモートプレイが可能となる。
なお、9月24日にPS Appもアップデートが行なわれ、フレンドのシェアスクリーン画面をPS Appから一緒に見ることができるようになるという。シェアスクリーンによる画面配信はPS5のみの対応となる。
最後に、PS4のアップデートは、PS5のトロフィーをPS4から確認できるようになる、というPS5オーナーのための拡張機能となる。
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