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ひろゆき氏、毒親に悩む人に「なぜ会って話そうとするのか?」と質問
「周りの人からは『親を捨てるのはひどい』と言われるけど、私としては捨てて当たり前」【映像】「頭を掴んで壁に当てられる」幼少期から壮絶虐待…高木さんの体験談親からの暴力・束縛・ストーカーなど、幼少期から虐待を受けてきた高木さん(仮名)。2歳の時に高熱を放置された結果、重度の難聴となり、以降、補聴器をつけた生活を送っている。社会人になっても現実は変わらず、高木さんは何度も親からの逃避を試みた。日本国内で引っ越しを繰り返し、親から逃げても、探偵を使って住所を特定されるなどどこにも逃げられない状況になっていた。「このままでは自分が壊れてしまう」と、日本を飛び出し、北欧に移住。現在は親からの連絡を一切絶っているという。
ひろゆき氏
近年、親との絶縁を扱った本の出版が相次いでいる。ネットでも「毒親」や「親ガチャ」といったワードが話題になる中、ニュース番組『ABEMA Prime』に出演した高木さんは、大人になっても親から過干渉される理由について「本当に分からない」と訴える。「実際に親と冷静に話し合ったが、明確な答えは得られなかった。親と話し合ったときに『(高木さんが)幸せになるのが憎い』と言われた。親が子供を所有物、ものとして扱っていて、自分の思い通りに行かないことが許せない。だからこそ手元に置きたくて、過干渉や暴力が大人になっても繰り返されるのではないのか」と語った。高木さんの体験にネット掲示板『2ちゃんねる』創設者のひろゆき氏は「そもそもなんで親と会話しようとするのか」と疑問。高木さんに「大人になって家を離れたのであれば、親が連絡を取ってきても、会わないし話をしないでいいと思う。なぜ話をしたり直接会ったりしたのか」と質問した。
高木さん(仮名)
高木さんは「親が私に手紙を送ってきたり、携帯にしつこく電話をかけてきた。もちろん私も手紙も届かないように郵便局に届けを出したり、携帯を変えたりしてできる限りはしたが、親が探偵を使ってストーカーしたり、知らないうちに私の新しい住所を手に入れたりしているので、突然家に訪問してくることがあった」と回答。警察にも相談したが「民事不介入だから」と言われ、解決はしなかった。ひろゆきは「追いかけてきたとしてもオートロックの家に住んでいれば家には入れない。なぜ会って話そうという手段を取るのかわからない」とコメント。その上で「会うなら、周りに人がいる状況でカメラを回しておいて、撮影するべき。殴られたら、診断書をもらって、被害届を弁護士と一緒に持っていけば(警察は)受理せざるを得ない。『親子だから会ってしまう気持ちも分かる』を当たり前の感覚にしてしまうのは、間違っている。もう一切会わない、連絡取らない、近づいて何かあったら接見禁止の命令を裁判所にもらう。それぐらいのやり方をすればこうならなかった」と指摘した。「なぜそういうことをするんだろうとか、話し合って解決しようとすることが、僕は間違いだと思う。本当に関わらなければ、具体的な被害を受ける割合はかなり下がる。『話し合った方がいいな』『電話を受けちゃった』と接点を持ってしまうので、何か問題が起こる。『理解しようとする優しい気持ちが普通だよね』という考え方自体が、僕は良くないと思う」現在、親とは「一切の連絡はしていない」と話す高木さん。海外に移住して何か変わったのだろうか。高木さんは「正直言うと、親は私が住んでいる外国の住所を知ってしまっている。手紙自体はしつこく来るときがある。今は落ち着いているが、それ以外の連絡手段は一切持っていない」と説明。しかし、1度高木さんが住んでいる国に親が来たことがあり、そのときは現地の警察を呼んで、対処してもらったという。これに、自身もフランスに移住したひろゆき氏は「高木さんは、おそらく日本大使館に滞在届を出していると思うが、あれは転送先の住所でもいい」と助言。「郵便転送サービスを契約して、そこの住所を日本大使館に届けるようにしてください。こうすれば実住所はバレないので」とアドバイスした。(『ABEMA Prime』より)
最終更新:ABEMA TIMES