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初代モデルから、音楽再生にこだわり続けているiPhone。そんなiPhoneで音楽を聴く時には、音質設定やイヤホンにもこだわりたい。iPhoneを使ってできるだけ良い音を楽しむために、音質設定の方法やおすすめのイヤホンを紹介しよう。
iPhoneで音楽を聴く時は、イヤホンを使う場合が多いだろう。ここでは、イヤホンの音質を向上させる方法を紹介する。
iPhoneでは、音質設定として「イコライザ」を使える。イコライザとは、特定の周波数の音を強めたり弱めたりすることで、好みの音質に調節する機能。iPhoneでは、「Acoustic」や「Rock」など、特色ある音質設定がプリセットされていて、ワンタッチで好みの音質を選べる。
お気に入りの音楽を楽しむシチュエーションは様々だ。朝出かける時にテンションを上げることもあれば、夜寝る前に気持ちを落ち着けることもある。そんな時、イコライザで音質を変えると、お気に入りの音楽を簡単に“リミックス”できる。楽しみ方がグッと広がるはずだ。
音質を自分好みにすれば、より楽しく音楽を聴けるだろう。特にイヤホンを使って音楽を楽しむ場合、微妙な音質変化でも聴き心地が変わるはず。イコライザを利用して、音質の違いを楽しんでみよう。
「設定」アプリを開き、「ミュージック」→「イコライザ」へと進む(画像左)。リストの中から、好みのプリセットを選んでみよう(画像右)。
iPhoneに使えるワイヤレスイヤホンは多いが、おすすめは純正のAirPodsシリーズだ。
【参考】iPhoneとの相性は間違いなくナンバーワン!アップルの純正ワイヤレスイヤホン「AirPods Pro」がスゴい理由
AirPodsは使いやすいだけでなく、音質にも定評がある。人気の音響機器メーカーのイヤホンにも引けを取らない。
使い勝手もよく、スタイリッシュなデザインもいい。ワイヤレスイヤホンを選ぶ時のメイン候補としていいだろう。
標準モデルのAirPodsは1万7800円(税別)だ。Wireless Charging Caseタイプだと、2万2800円(税別)となる。耐汗耐水性能を備え、ノイズキャンセリング機能を搭載したAirPods Proは2万7800円(税別)だ。
【参考】Apple公式サイト製品詳細ページ
AirPodsシリーズは、接続も簡単だ。
バッテリーケースのフタを開けるとiPhoneが反応するので、「接続」をタップしよう(画像左)。充電ケースのボタンを押したままにするようメッセージが出るので、指示通りにすると接続が完了する(画像右)。
Apple WatchやMacなど、Apple IDでログインしているほかのApple製デバイスがあれば、1つのデバイスと接続するだけでほかのデバイスとの接続も同時に完了する。
iPhoneのイヤホンといえば、EarPods with Lightning Connectorもなじみ深いだろう。
iPhone本体に同梱されているものなので、直近のiPhoneユーザーなら一度は目にしているはずだ。
【参考】Apple公式サイト製品詳細ページ
EarPodsはiPhoneの同梱品ではあるが、音質はいい。形状こそ初期のものからほとんど変化がないが、iPhoneの進化とともに少しずつ音質にも磨きがかかっている。単なるおまけイヤホンではない。
単純にイヤホンとして考えると、値段が違いすぎて比較が難しい。ただ、有線タイプとワイヤレスタイプとして比較すると、ワイヤレスタイプのAirPodsは利便性が高いといえる。
ワイヤレスイヤホンは音質が良くない、価格が高い、充電が面倒、などとよくいわれる。果たしてそれは本当だろうか?
ワイヤレスイヤホンは、データを圧縮してワイヤレス伝送するため、多少の劣化は避けられない。しかし、技術の進歩によりこの劣化はごくわずかになりつつある。さらに、接続方法以外にもイヤホン自体の音響性能にも、音質は左右される。ワイヤレスだから音質が悪いとは一概にはいえない。
ワイヤレスイヤホンは、ブランドにこだわらなければ、3000~4000円程度からの価格で手に入る。Amazonなら様々な製品が揃っているので、探してみてほしい。
【参考】一度使ったらやめられない!iPhoneユーザーにおすすめのBluetoothイヤホン
完全ワイヤレスイヤホンの場合、イヤホン自体の充電は専用のケースに入れて行うものが多い。なお、ケースのほうはUSBケーブルをつないで充電する。イヤホンを使わない時にはこまめにケースに入れるようにすれば、いつでも充電量を気にせず使える。
※データは2020年9月上旬時点での編集部調べ。※情報は万全を期していますが、その内容の完全性・正確性を保証するものではありません。※製品のご利用、操作はあくまで自己責任にてお願いします。
文/ねこリセット