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キヤノンは、フルサイズミラーレスカメラ「EOS R3」を発表。11月下旬から発売する(※画像は「RF24-70mm F2.8 L IS USM」装着時のイメージ)。
新開発の有効約2410万画素フルサイズ裏面照射積層CMOSセンサーや、映像エンジン「DIGIC X」を採用し、「プロやハイアマチュアユーザーから求められる高い性能と信頼性を兼ね備える」というモデル。
主な特徴として、電子シャッター撮影時において、AF/AE追従で最高約30コマ/秒の高速連写と高画質を両立。電子シャッターによる像の歪みを大幅に抑制するとともに、静止画撮影時に常用ISO102400の高感度を実現し、「夜間や室内などの暗いシーンでもノイズを抑えた動体撮影が可能」と説明する。
さらに、「デュアルピクセル CMOS AF II」によって「追従性にすぐれた高速、高精度、広範囲なAF」を実現。人物、「犬・猫・鳥」といった動物検出(被写体によっては動物検出できない場合がある。また、犬・猫・鳥ではない被写体に対して動物と検出する場合もある)に加えて、「モータースポーツにおける車・バイク」といった乗り物検出(一般の乗用車、商用車、バイクは検出できない場合がある。また、車、バイクではない被写体に対して乗り物と検出する場合もある)にも対応するという。
加えて、静止画撮影時における視線入力AFを搭載。ファインダーをのぞいた瞳の動きを利用したAF操作が行えるため、素早く撮りたい被写体に切り替えられるとのことだ。
動画機能では、6K/60PのRAW動画内部記録や、4K/120Pハイフレームレート動画撮影、クロップ(切り出し)なしのオーバーサンプリングによる4K/60P動画撮影に対応(6K/60Pは6K RAW[59.94fps/50.00fps]、4K/120Pは4K DCI/UHD[119.88fps/100.00fps]、4K/60Pは4K DCI/UHD[59.94fps/50.00fps])。「Canon Log 3」もサポートする。
仕様面では、背面モニターには、タッチ操作対応でバリアングル式の3.2型液晶(約415万ドット)を搭載。ファインダーは、0.5型のOLEDカラー電子ビューファインダー(約576万ドット)を装備する。外部記録媒体は、デュアルスロットを採用し、CFexpressカード(Type B対応、VPG400対応)、SDメモリーカード(UHS-II対応)をサポートした。
このほか、通信面では、IEEE802.11b/g/n/a/ac準拠の無線LAN規格、Bluetooth 5.0準拠(Bluetooth low energy)に対応。Ethernet端子を装備し、有線LANによる接続も可能だ。電源はバッテリーパック「LP-E19」を使用する。
本体サイズは150(幅)×142.6(高さ)×87.2(奥行)mm。重量は約1015g(バッテリー、カードを含む)、約822g(本体のみ)。
キヤノンオンラインショップでの直販価格は748,000円。
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