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32コメント32件ソニーがEVを販売する新会社ソニーモビリティを設立。「VISION-S」を買える日へ一歩前進 #CES2022
車内で家のプレステに繋いで遊べるって! 現在ラス・ヴェガスで開催中の「CES 2022」にて、ソニーが電気自動車を売る「ソニーモビリティ株式会社」を立ち上げることが発表されました。AI・ロボティクス技術を最大限に活用し、犬型ロボの「aibo」やドローンの「Airpeak」、そしてEVの市場投入により新たな価値を生み出すとのことです。
発表の場では、2年前のCESでデビューした試作車「VISION-S」の新型「VISION-S 02」がステージに登場し、会場を沸かせました。「VISION-S 02」は7人乗りのSUVとなり、イメージセンサーで世界的なシェアを持つソニーならではの、CMOSイメージセンサーやLiDARなどを40種、車内外に搭載しています。さらにADAS(先進運転支援システム)Level 2+の運転アシストができるよう、現在はヨーロッパで検証を行っているのだそうです。
他にもジェスチャーや音声での指示に対応できるようになり、ディスプレイのテーマを変更したり、加減速音の設定など細かい機能を好みのものに変えられるようになるとのこと。スマホで培った技術を応用し、遠隔運転もできる5G通信やクラウド連携、ネットを介したアップデートなども可能。車内で360度の立体音響が楽しめ、自宅のプレイステーションとリモート接続してゲームもプレイできるなど、移動中はクルマがエンターテインメント空間になるよう開発を進めています。テスラも車内でゲームができるようになっていますが、ソニーがプレステと連携させるのはさすがです。もし「VISION-S」が、『グランツーリスモ』のシミュレーターとして運転できたら最高ですね。Source: SONY (1, 2), YouTube (1, 2, 3), 日本経済新聞
岡本玄介
最終更新:ギズモード・ジャパン