【小寺信良の週刊 Electric Zooma!】...

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【小寺信良の週刊 Electric Zooma!】ソニー「α」から登場したCinema Lineの秘蔵っ子!?「FX6」-AV Watch

ソニーのデジタルシネマ映像制作用カメラのラインナップを、Cinema Lineと呼ぶ。過去にはCineAlta系列から登場した「VENICE」、XDCAM系列から登場した「PXW-FX9」が存在したが、11月18日から開催された国際放送機器展「Inter BEE 2020」のタイミングで、α系列から登場した「FX6」が発表された。Cinema Lineとしては最も小型のカメラということになる。

【小寺信良の週刊 Electric Zooma!】ソニー「α」から登場したCinema Lineの秘蔵っ子!?「FX6」-AV Watch

サイズ感としてはプロフェッショナル向け4KカメラPXW-FS5およびFS5 IIと同系列ということになるが、中身のテクノロジーは10月に発売されたα7S IIIを継承している。その点では、Cinema Lineでもありながら機動力撮影のFS5シリーズの後継機でもあり、α7S IIIの流れを汲むという、三つ巴のポジションにあるカメラということになる。

発売は12月11日で、価格はボディのみで73万円前後。「SEL24105G」がセットになったレンズキットモデルが87万円前後となっている。今回はこのレンズキットモデルをお借りすることができた。

「FX6」のレンズキットモデル

αシリーズでシネマライクな4K動画が撮影できるようになって久しいが、その技術で作られた本格シネマカメラを、早速テストしてみよう。