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1コメント1件『ニッポンのレジェンド発掘SP さいしょの人はスゴかった!!』より
香取慎吾が、渡辺直美と共にMCを務めるバラエティ番組『ニッポンのレジェンド発掘SP さいしょの人はスゴかった!!』(読売テレビ・日本テレビ系)が、約1年ぶりに帰ってくる。【写真】香取慎吾と渡辺直美がメタバースの世界を体験? 今や「当たり前」とも言えるほど、私たちの生活に欠かせない様々な製品・技術を最初に作ったレジェンドたちにスポットライトを当てていく同番組。初オンエアとなった前回は昨年2月14日に放送され、『第9回 ATP上方番組大賞』 (2020年10月~2021年9月放送分)にて優秀賞を受賞した。 今回も“QRコード”の開発者、“自動電気炊飯器”の発明者、“料理レシピ”の生みの親……など、数々のレジェンドたちを紹介。さらに香取は、未来では当たり前になるかもしれない最新技術“ボディシェアリング”についてロケ取材を行ない、ニューヨークにいる渡辺とメタバースでコミュニケーションを取る様子も披露されるという。 そんな聞いているだけでワクワクするような番組の収録を終えたばかりの香取が、リモート取材に登場。新技術に触れた感想や、最近感じた自分自身への“レジェンドっぷり”について語ってくれた。(文・取材:佐藤結衣)■メタバースの可能性を知って「やっぱりファンのみなさんと会いたい」ーー番組収録お疲れさまでした。いかがでしたか?香取慎吾(以下、香取):すごく楽しかったです! また呼んでいただいて番組をやらさせてもらったんですけど、今回は2回目ということで、前日からすごくリラックスしてここに来ることができました。1回目のときは、久々にたくさんのカメラの前で、久しぶりに直美と共演して、でも知ってるスタッフさんが誰もいなくて、その中でVTRを見たらすごいレジェンドさんたちばっかりでビックリして……みたいな。いろんなことが渦巻いてて、緊張とはまた違うんだけど、なんかアタフタしてました。ーー1年前はInstagramにも「知ってるスタッフの人ゼロだし、ドキドキ、ドッキリかも?!」とポストしていましたね。香取:今のこの時期、マスクにフェイスガードで、あまり顔も認識できない中なのに、やっぱり2回目っていうだけでリラックスした空気がありました。今回は前回と同じスタッフの方ばかりじゃないかもしれないけど、全体的にすごく温かくて。あとリモートの進化もすごいなって改めて思いましたね。こういう取材もそうですけど、一緒にMCをした直美が今回はニューヨークからだったんですよね。進行でパンサーの向井(慧)さんが仕切ってくれて、直美はリモートのモニター参加で。なのに、普通に番組を一緒にやれたなって。「直美はリモートで日本のテレビ番組のMCをした最初の人なんじゃない?」とか言いながら、すごく楽しい時間を過ごせました。ーーリアクションのタイミングなども違和感はなく?香取:なかった! 昔、僕もテレビとかでいろんな国の人と中継を繋いだことがあって。その国の状況とかによってはすごくディレイ(遅延)が大きくて困った経験もしてきたから。「(ニューヨークからのリモートMCで)今日はどうなるのかな」ってちょっと思ってたけど、全然! この場に一緒にいて番組をやってるというくらい気にならなかったです。ーー今回、香取さんはロケにも行かれたんですよね?香取:僕は今回、インターネット上の仮想空間“メタバース”の中で活用されるであろう、“ボディシェアリング”の研究開発をされている方に会いに行ってきました。どういう技術なのかというと、例えばロボットの腕を触ると、僕の腕につけたものがその信号を受けて、僕の手が勝手に閉じる、みたいな。そんな信じられないようなことが起きるんですけど、これは遠い未来ではなく数年後にはみなさんが体験するようなものなんですよね。その研究開発を始めたのが日本の方で驚きました。あと、QRコードを作ったのも日本人だっていうのもビックリしたな。直美が「NYのレストランとかもみんなQRコード」って話してたのに、僕はほとんど知らなかった! どれだけインドアで、外に出てないかっていう(笑)。ーー(QRコードに)あまり馴染みがないですか?香取:自動販売機のスマホ決済も「やってみよう」って意気込んで、ちゃんと買えて「おお、すげーぜ!」って思うレベルなので。でも、スマホのケースの具合でうまくできないこともあるんですよね。慌てて現金決済にしようとしたら、そんな僕でもキャッシュレス的な感じになりつつあるのか小銭も持ってなくて買えず……最初から買おうとなんてしてない人のフリして、その場を去ったこともありました(笑)。そんなレベルの自分からすると、レストランのメニューもQRコードで対応してるなんて、もはやメタバース的な未来のお話で。自分も『JANTJE_ONTEMBAAR』のお店や、姉妹店のレストラン『BISTRO_JO』とかをやってるので、そういうところでQRコードを活用するように、スタッフと話します(笑)。ーーメタバースの可能性を知って、香取さんがやってみたいと思ったことは?香取:やっぱりファンのみなさんと会いたいですね。ファンミーティングの生配信をしてみたり、それでも「やっぱり直接会いたいね」と再会できることを楽しみにしているんですけど。それとは別で新しいことをみんなで楽しむ時間として、ファンのみなさんや応援してくださる方々と、新しい空間で会うのもいいかなって。僕、今回メタバースを体験してみて、クラっとした場面があって。自分は走ろうとしたわけじゃなかったんですけど、すぐにそれを察知して一気に動いちゃったんですよね。一瞬にしてその空間に対応できるくらいクオリティが高いので、本当にいろんなことができるんじゃないかって思いました。
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最終更新:リアルサウンド